縁ぼかし透明切り抜き 年賀状への子供・孫写真貼り付けに最適!                  戻る
 年賀状には家族の状況連絡を兼ねて子供や孫の写真を添付する人も多いのではないでしょうか。 切り抜き自体は特殊なソフトを使用することなく出来て、このHPでも「写真トリミングソフト選択ガイド」を載せておりますが、年賀状では背景画像の上に貼り付けるようになると「ぼかし部分の透明化」が必要になってきます。

 「縁ぼかし+透明化」となると使用出来るフリーソフトは限定されますので、ここではGIMPを使って説明します。GIMPは有名・高額なAdobePhotoShopに匹敵するレベルながらフリーで使えるソフトですが、高機能なだけに操作手順が複雑になってくるのが難点ですので、操作ステップ毎の絵を添付して説明しています。

 切り抜き全体に関しては『写真トリミングソフト選択ガイド
 文字入れに関しては『チラシ作成時の文字入れ超簡単綺麗はPicosmos Tools
 謹賀新年などの文字装飾は『装飾文字作成の決め手は輪郭線と影 設定と比較サンプル
 複雑な形状の画像切り抜きは『PicosmosToolsによる画像切り抜き』 を見て下さい。
 
 GIMP: ダウンロードはこちらから、最新バージョンは v2.10.28(21/09/14)のようです。
 ①写真を開く:ファイル[メニュー]➡開く/インポート
右側に私の画面を表示していますが、左枠からドライブを選び、中央枠でフォルダを選び、表示された中央枠から写真を選ぶのですが、右枠の写真枠をクリックしないと写真表示がありません。事前に写真名前(番号)を調べておく必要があります。

右図の「開く」ボタンクリック。
 
 ②アルファチャンネルの追加
画面右下枠の小さな画像を右クリック。これを行うことで透明化が可能になります。画面変化はありません。
    

 ③左上の2番目アイコンを右クリックして楕円もし
  くは四角を選ぶ
    
 ④ドラッグして囲む
     

 ⑤選択[メニュー]➡境界をぼかす
  
今回はぼかし量25pxで行いましたが、好み、そして画像の大きさによって変える必要がありますので、満足のいくまで繰り返して下さい。繰り返しは右青文字記述を参照!

 ⑥選択[メニュー]➡選択範囲の反転
       
 ⑦編集[メニュー]➡切り取り
       
  切り取られた範囲が市松模様になります

 ⑧画像[メニュー]➡最小枠で切り抜く
       
 ⑨ファイル[メニュー]➡名前を付けてエクスポート   
拡張子をpngに変えて保存しないと透明機能は維持されません。手書きで書き換えて下さい!
     

 これで縁ぼかし透明切り抜き完成です。白い紙では分かりませんので黄色い背景に貼付けてみました。
    















この手順書で切り抜きを行う場合はこの矩形切り抜きは使用しないで下さい、こちらは単純切り抜くだけで機能が違います!。


縦横位置調整は
□隅印もしくは横隅印表示状態でドラッグ
 

 













範囲選択を反転すると「楕円の部分と外枠点線の両方が動いています。この状態が選択範囲の反転成功の確認になります。



参考:左下枠には操作作業名が操作順に表示されています。操作失敗・間違いの場合は、正しかっ手順名をクリックすることでその状態から再スタートすることが出来ます。



























 







                                                       2021/12/13