古い写真のスキャンには褪色復元機能が必須  アルバムスキャンには蓋が全開する旧型                           GT7700が最適              戻る
 家族のアルバムは何冊になっていますか? 誰もが書棚何段とか段ボール何箱とかいう単位ですね。私は、断捨離の1つとしてこれを少なくし、且つ、家族史的なアルバムにするために古い写真は全部スキャンして、最終的には306ページの写真本にして子供達に配りました。そこで得たスキャンに関する知見を紹介します。 
   
@色褪せた写真は「褪色復元」機能」で見違えるように綺麗になります(下図参照)。Windowsフォトギャラリー
 の自動調整でもある程度の処理は出来ますが、スキャナーにその機能があればスキャンするだけで全て終了。こ
 れが○得情報で説明している『千円で入手出来るCCDスキャナ』のGT7700を動かすドライバーソフトEPSO
 N Scanには付いています。


A蓋が全開するスキャナーが便利(GT7700がそうです)。それは
   *古いアルバムの写真を剥がすときにくっついていて破れることがあるので、台紙ごとスキャンしなければ
    ならない
   *保護透明フィルムをめくってスキャンしたいが、めくると次に接着しなくなる
   *保護透明フィルムと写真の間に入っている気泡がボケ・モヤの原因になるので、重石で押さえたい
   *古いアルバムには釘閉じのものがあり、台紙をばらすこと自体が大変

   

  複合式コピー機の蓋は途中までしか開かないので、厚みのあるアルバムを開いて載せることは出来ませんが、
  蓋が全開するGT7700なら問題ありません。実際には蓋を使用しないで、別のアルバムを重石として載せて、
  且つ、手で体の重みを加えて  開いている台紙を真っ直ぐにしながらスキャンすることが多かった。
B保存は「時代フォルダー年フォルダー月フォルダ」の階層構造にしておくと便利です。アルバムに貼り付けられ
 た写真が時系列ではないこともあるし、別のアルバムに貼られていることもあるからです。

 スキャン解像度は350dpiで充分です。記念写真など後日大きくプリントする可能性のあるものは600dpiを使用しました。そして、保存はクラウド(one driveなど)に、スキャン作業は年単位なる可能性がありますから、その間のパソコントラブルでもデータが無くなることのない配慮が必要です。
 2018年4月11日(水)の朝日新聞に「眠った思い出 デジタル化」、家庭に眠る古い写真のデジタル化サービスを朝日新聞社が行うことの記事(宣伝)が載っていました。1冊(60頁まで)4千円、1注文基本料1千円+送料、納期6ヶ月、納期3週間の場合は5千円となっていました。 60頁とありますが多いのは40頁ですからどこの家庭でも10冊以上になって結構な金額になってしまいます。 まずはご自分でトライすることをお薦めしますが、上記褪色復元機能が付いていないと色あせたままですから03項目に記載した古いスキャナもお薦めです。Yahooオークションを覗いてみると現在でも沢山の出品がありました。