デンソー(株)が開発した技術で、日本全国を四角く区分けして6~12桁のコードをそれぞれの場所に割り振ったものです。 その精度は±3mで、町だけでなく山でも海でもどんな場所でも特定することが出来、殆どのカーナビでマップコードによる案内が出来るようになっています。

 マップコードはパソコン・スマホ共に地図マピオン(Mapion)で入手出来ます。車での藪漕ぎとなった赤磐市の大石箱畳神社の例を示します。 地図によって特徴があり、一種類の地図だけでは情報把握出来ないことの例にもなるので3種類の地図を表示しています。 神社名が表示されたのはgoogleとyahoo、道路が表示されたのはmapionとyahoo。 画像クリックで大きな画像になり、右>で連続して見ることが出来ます。
     mapion地図           google map           Yahoo地図
  
 ①目的地(駐車出来そうな位置)を地図を拡大して探す。googleとyahooの写真が便利。
 ②mapion地図上で目的地をクリック(スマホでは長押しタップ)
 ③その位置を右クリック(スマホでは再度タップ)
 ④地図urlをクリック
 ⑤マップコード表示
   パソコン③の画面        パソコン⑤画面           スマホ⑤画面
  
 カーナビへの入力は機種によって違いますので、デンソーの頁を参照して下さい。
 注意:磐座の様な山中の史跡はGoogleMapに位置表示があっても道路が表示がないことが多く、また
    現実に道路があってもカーナビに登録されていない場合に、その位置のマップコードでカーナビ
    に案内させると「直線距離で一番近い道の位置案内に留まる」。マップコードの取得は確実に
    道路がある位置にする必要があり、山道路の場合はその入口を目的地とするマップコード取得が
    望ましい!
   実際に遭遇した事例


 マップコードが有効な範囲は道路に限られますので、山道や道の無い箇所でも対応出来るGPSに頼ることになります。 スマホでGoogle mapを起動して、「ここで検索」の欄に「34.80694,134.03494」と入力してみて下さい。

 「ナビ開始」をタッチすることで、道路のある箇所は通常のカーナビと同じ表示で案内が開始されます。 登山道が表示されていればそれに沿って案内してくれますが、磐座の場所は登山道がないことが多いので「方向を示す:自分の居場所と目的地の表示」だけになります。

 Google mapナビ使用に当って2ツのことを知っておく必要があります
 ①「目的地約20m手前で案内終了する」 これは街中案内でビルの中
  心部を設定していたとしていたなら、ビルの入り口までは分かりま
  せんから辿り着くことが出来ないので、近づいたなら後は「目視」
  でと云う配慮だと解釈しています。 山の中での20mは目標が見え
  ることに繋がらないので不便ですが。
 ②ナビ案内は右左の文字案内もありますが、最初に表示したコース
  を外れた時には、その表示は「コースを外したポイントに戻るため
  の案内に変わります」。 最初はこれを知らずに使っていたために
  「案内に従うと目的地から遠ざかる! どうして?」、その日は
  目的地に到達出来ませんでした。

 GPSには2種類の表示があります。右画像下部にある2表示がそれです。上段が度分秒(DMS)、下段が度(DD)で、GoogleMapへの入力にあっては度分秒では半角・空白・小数点の組合せ「34 48 25.0 134 2 5.8」度は半角・小数点・カンマ「34.80694,134.03494」のように入力します。